日本がマカオに大勝し、2連勝で6日の準決勝進出と、8月のアジア杯レバノン大会出場を決めた。

 代表唯一の大学生、筑波大4年の馬場雄大(21)が、ダンクシュート3本を含む13得点。比江島慎(三河)が17得点10アシストのダブルダブルで勝利に貢献した。

 ルカ・パヴィセビッチ・ヘッドコーチ代行は「チーム力ではマカオは劣るが、戦い方が大切だった。多くの選手を使い、ボールも回して、ファンにも楽しい試合になった。チームにとって最も大切なアジア杯出場を成し遂げることができた。これからがタフな試合になる」と話した。

 第2Qの出だしで、豪快なダンクシュートを決め、チームを勢いづかせた馬場は「チームに活力を与えるためにダンクはねらっていた。DFがいたけど気にならなかった。ゴールの上の空間が空いていれば、フィニッシュまでもっていける自信があった」と話した。182センチだった中学3年のころから試合中にダンクシュートを決めていたという馬場は「スチールからダンクというのを常にねらっています。NBAサンダーのラッセル・ウエストブロックみたいな、ピックアンドロールからもっていくダンクが目標」と話していた。