バスケットボール男子の東アジア選手権1次リーグが4日、長野市ホワイトリングで行われ、日本はマカオに119-47と圧勝した。開幕2連勝で6日の準決勝進出と、8月のアジア杯レバノン大会出場を決めた。代表唯一の大学生、筑波大4年の馬場雄大(21)が、ダンクシュート3本を含む13得点でチームを勢いづかせた。

 第2クオーター開始23秒、馬場が豪快なダンクシュートをたたき込んだ。相手選手3人の間をすり抜け、ど真ん中からのシュートに会場はどよめいた。馬場のシュートで勢いづいた日本は得点ラッシュで大勝。今年2月イラン戦での代表デビューからわずか4戦、ダンクは馬場の代名詞となった。「チームに活力を与えるために狙っていた。ゴール上の空間が空いていれば決めきる自信があった」と馬場。21歳ながら急成長で先発に手が届くところまできている。