男子日本代表の中垣内祐一監督(49)が初陣を白星で飾った。

 世界ランキング14位の日本は同24位のトルコを3-1で下し、通算2勝2敗とした。昨年の人身事故の影響で対外活動を控えていた中垣内監督は、初采配を勝利で飾り「今日の1勝は、われわれにとっても私にとっても大きい」と冷静な口調の中に喜びをにじませた。試合は石川が要所でクロスにスパイクを決め、第1、2セットは危なげない内容で奪った。第3セットは接戦を落としたが、第4セットは202センチのホープ大竹の活躍もあり、25-16で振り切った。昨年のワールドリーグでは2戦2敗だった難敵を退け、勢いがつく勝利となった。