フィギュアスケート男子で15、16年の世界選手権を制したハビエル・フェルナンデス(26=スペイン)が14日、名古屋市内で安藤美姫さん(29)とともにスケート教室を行った。

 2人は、スペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」が他競技をサポートするプロジェクトの講師として参加。地元名古屋の5歳から14歳までの90人の子供たちにジャンプや直接指導するとともに、世界トップレベルのジャンプ、スピンを披露した。

 羽生結弦と同門で、良きライバルでもあるフェルナンデスは、会見で18年平昌五輪に向けて「勝つのは簡単ではありません。日本には、羽生選手や宇野選手といった素晴らしい選手がいて、私はその中で戦っていくことになる。そんな素晴らしい選手たちと争い、チャンピオンになりたい」と意気込みを語った。