シンクロナイズドスイミング日本代表が21日、世界選手権(7月、ハンガリー)に向けて大阪・門真市内で公開練習を行った。

 井村雅代ヘッドコーチ(HC、66)は、何度も演技を止めて、腕の角度から顔の表情を変えるタイミングまで細かく指導した。銅メダルを獲得した昨夏のリオデジャネイロ五輪からメンバーが入れ替わっており「このチームは追い込まないと力を出さない。放っておいたら、テンションを上げて泳げない選手がほとんど。『いいよ、いいよ』で試合には出せない。すべてを出せるようにしていく」と残り1カ月を見据えていた。