トランプ米大統領が22日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とワシントンのホワイトハウスで初めて会談し、3度目の夏季五輪開催を目指しているロサンゼルスへの支援を約束した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が報じた。

 IOCは2024年と28年の五輪をパリとロサンゼルスに振り分けて同時決定する案を7月11、12日にローザンヌで開くIOCの臨時総会に諮り、最終決定する予定。開催が決まればロサンゼルスは1932年、84年に続いて3度目の五輪実施となる。

 会談は非公開で行われ、IOCのアダムス広報部長は「トランプ大統領がロサンゼルスをサポートしてくれることを確認した」とだけ話した。