決勝の結果を受け、世界選手権代表候補8人が発表された。代表合宿を経て9月に4人に絞られる。

 女子は平行棒1位の寺本明日香(21=中京大)と跳馬、床運動1位の宮川紗江(17=セインツ体操クラブ)が世界選手権の代表に追加で決まり、代表4人が出そろった。リオデジャネイロ五輪団体4位メンバーの寺本は「応援してくれている方がいるから恥ずかしい演技はできないと思った。ミスなく安定した演技ができた」と振り返った。NHK杯で9位と振るわなかった宮川は「その後、床と跳馬の練習を積めてきた。世界選手権ではメダルを持って帰ってきたい」と意気込んだ。