ソフトボール女子の国際大会、ジャパンカップ(8月25~27日、群馬・高崎市城南野球場)に臨む日本代表が27日、都内で会見を行った。

 宇津木麗華監督は、1月から投手陣に打撃強化の指示を出しており、エースの上野由岐子(34)に対しても「トライしてほしい」と今大会での“二刀流”を期待。ルール上、投手が打撃をこなせば、1試合で何度も登板することが可能となり、戦術も大きく広がる。日本代表での打撃経験を「記憶にない」と話すエースは「イニングごとに投手を代えたり、(ルールを)うまく使えば面白いチャレンジになる。マメが出来ない程度に練習したい」と前向きに語った。大会は米国、カナダ、オーストラリアを加えた世界ランキング上位4カ国が参加する。