車いすのテニス、バスケットボール、ラグビーの日本の統括団体の会長らが28日、東京都内で丸川珠代五輪相、鈴木大地スポーツ庁長官と会談し、2020年東京パラリンピックに向けたテニスコートや体育館のさらなる環境整備や、障害者スポーツへの理解を求める要望書を提出した。

 車いすテニスの大会開催に携わってきた女子テニスの元世界ランキング4位、伊達公子(エステティックTBC)も同席し「子どもたちも含め、車いすテニスに取り組みやすい環境を整えてほしい」と要望。丸川五輪相は「課題を具体的に把握しなければならない。密に連携して情報を教えてほしい」と応じた。