テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権の主催者は28日、シード選手を発表し、日本勢は男子シングルスで世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)が第9シード、女子ダブルスで全豪オープン4強の穂積絵莉(橋本総業)加藤未唯(佐川印刷)組が第16シードに入った。30日に組み合わせが決まり、7月3日に開幕する。

 錦織が4大大会で準々決勝まで格上選手と当たらない上位8シードから外れたのは第10シードで準優勝した2014年全米オープン以来。2連覇を狙う世界1位のアンディ・マリー(英国)が第1シード、3度優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シード、最多7度制覇のロジャー・フェデラー(スイス)が第3シード、全仏オープン王者のラファエル・ナダル(スペイン)が第4シードに決まった。

 女子シングルスでは世界1位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)が第1シード、全仏で4大大会を初制覇したエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第13シードとなった。