国際テニス連盟(ITF)は28日、来年から国別対抗戦の男子デビス杯と女子フェド杯両決勝を「ワールドカップ(W杯)ファイナル」の名称で、スイスのジュネーブで同時開催すると発表した。

 これまではシーズンの終わりに別会場で行われたが、27日の理事会でジュネーブは米マイアミなどが立候補した6都市の中から2020年までの開催地に選ばれた。

 ITFは国別対抗戦の価値を高めるための改革に着手し、デ杯のシングルスを現行の5セットマッチから3セットに変更する案を含め、8月の総会で正式承認を諮る。