フィギュアスケート女子で今季からシニアで戦う白岩優奈(15=関大KFSC)が2日、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の導入に意欲を見せた。

 大阪・高槻市の「関大たかつきアイスアリーナ」で行われたエキシビションに出演。練習での成功例はないものの、浅田真央さんらを手本とし「今シーズン中には(3回転半を)入れたいと思っています」と意気込んだ。

 この日は黄色の衣装で新ショートプログラム(SP)の「亜麻色の髪の乙女」を披露した。「去年は楽しくて、弾けるようなジャズだったので、今回は静かな曲を選びました。最終的には(18年平昌)オリンピック出場を目指しています」と目標設定する。「まずは『自分に勝つ』のが目標。自分に甘かったりすることが多い。自覚を持って、シニアとして練習していきたい」。2つの五輪出場枠入りを目指し、意識改革を誓った。