2020年東京五輪に向けて、イケメンサーファーたちが若手選手にエールを送った。雑誌Fineのモデルとしても活躍する田口祐一(37)兵藤雅也(35)吉田英司(34)の3人が、東京五輪を目指す20歳前後の選手たちについて熱いトークを展開。東京五輪での活躍と、その後のサーフィン界の発展を期待した。

 3人が期待するのは、世界と戦える若手たちだ。田口は「中学生とか高校生とか、驚くほど上手」と舌をまく。吉田も「大原洋人とか、本当にすごい。村上舜や大橋海人、稲葉玲王…。女子だと大村奈央がいい」と名前をあげた。

 それぞれが、現役選手として活動し、サーフショップを経営し、指導もするなどサーフィンを深くかかわり続けている。環境の変化にも敏感だ。「僕らがやり出したころは、ジュニアの大会なんかなかった。コーチングなんて言葉も。今はずいぶん良くなった」と兵藤が言えば、田口は「初心者向けのスクールもできたし、間口は広くなっていると思う」と話した。

 今は、30代、40代になって海に戻ってくる元サーファーが多いという。「その子どもたちが一緒にやるから、今の10代が出てきた」と兵藤。吉田も「親がお金かけてますよね。サーフィンって、お金かけないと上達が難しい。海外に行くのもかかるから」と話す。

 期待するのは、サーフィンの盛り上がりだ。「初心者向けのスクールも増えたし、またサーフィンが注目されるかも」と田口。兵藤も「若い子が、五輪をきっかけにサーフィンをやれれば」。3年後の東京五輪で日本勢が活躍すれば、さらに盛り上がるのは間違いない。「楽しみですね。サーフィンは可能性があるスポーツ。応援してます」と、吉田は東京五輪を心待ちしながら話した。