フィギュアスケート17年世界選手権銀メダルの宇野昌磨(19=トヨタ自動車)が7日、横浜市内で行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」で今季のショートプログラム(SP)、ビバルディの「冬」を披露した。

 既に5月末のショーで披露していたが、この日は本番と同じジャンプ構成で臨んだ。冒頭の4回転フリップ、続くトーループと2本の4回転ジャンプ、最後のトリプルアクセル(3回転半)を成功。連続技を入れられなかったミスはあったが、全体的に完成度の高い内容を見せた。終演後には、「ぎこちなさがなくなり、スムーズになってきた。王道の曲だが、この曲といえば、僕の名前が出るぐらいものにできれば」と自信を口にした。

 この日は七夕。願いごとを聞かれると「ないですね」と即答。「夢、願いは思ったことがない。自分でやったことを積み上げて、成し遂げる。しいて(願いを)挙げるなら、1年間ケガをしないことですね」と話した。