女子シングルスで昨年12月に長男を出産して母となって初めて4大大会に臨んだ元世界ランキング1位のアザレンカ(ベラルーシ)は4回戦で第2シードのハレプ(ルーマニア)にストレート負け。相手の約3倍となる32本のミスで波に乗れず「内容には満足していない」と肩を落とした。

 8強入りはならなかったが、子どもを持つ選手として貴重な経験を積み「一人で過ごすよりも楽しかった」と言う。2012年と13年全豪オープン女王は「いつも負けることは気持ちがいいものではないが、重要なことはここから学び、レベルを上げること」と前向きに話した。