バレーボール男子の世界選手権アジア最終予選オーストラリア大会第2日は13日、キャンベラで行われ、日本がニュージーランドを3-0で破り、連勝で2大会ぶりの本大会出場に“王手”をかけた。

 硬さからサーブミスが相次いだ初日とは打って変わり、サーブが面白いように決まった。相手コートのライン際を狙って敵陣を崩したのは李博(26=東レ)。「サーブが走ってチームに勢いが出た」と胸を張ったように、第1セットは李のサーブ時に2-2から6-2とし、第3セットも2-2から9-2。サービスエースも5本決めた。今日14日のタイ戦に勝てば3勝目となり、5チーム総当たりで2位以内に与えられる世界選手権切符がほぼ確実になる。(矢内由美子)