地元で期待を一身に集めたジョアンナ・コンタ(英国)は強打で鳴らすビーナス・ウィリアムズ(米国)に対し、1度もブレークできずに屈した。

 過去の対戦成績は3勝2敗とリードしていたが、初の芝での対戦で力の差を見せられ「最初から最後まで試合の主導権を握られた」と、さばさばした表情で振り返った。

 昨年までは2回戦進出が最高。今回、一気に飛躍したもののこの日は少ない好機をものにできず、大きな壁にはね返された。実力者は「もっとさまざまなことを向上させないといけない」と成長を期した。