女子シングルス準決勝で第2シードの上地結衣(エイベックス)はサビーネ・エラーブロック(ドイツ)に6-7、6-1、6-7で屈し、4大大会全制覇はならなかった。上地は今季の4大大会で全豪オープン、全仏オープンと2連勝していた。

 男子シングルス準決勝で主催者推薦出場の国枝慎吾(ユニクロ)はステファン・オルソン(スウェーデン)に4-6、2-6で敗れた。

 ウィンブルドン車いすの部でシングルスは昨年初めて実施された。

 ◆国枝慎吾 「自分で試合の流れをつくれていない。バックのトップスピンを思い通り打てていないことで、フォアも攻撃的に打てていない。負けるのは悔しいが(手術した右肘の)痛みが出ていないのは前向きな材料」。

 ◆上地結衣 「(シングルス準決勝で)最終セットは要所で判断に差があった。ラリーの展開やサーブの選択が違っていたら結果は変わっていたかもしれないが、ラリーをするよりもポイントが早く欲しいと思ってしまった」。