フィギュアスケート女子の本田真凜（１５＝大阪・関大高）が１４日、東京・西東京市で行われたアイスショー「プリンスアイスワールド」の会見に出席し、同席したトリノ五輪金メダリスト荒川静香さん（３５）から直接「金言」をもらった。

　平昌五輪シーズンとなる今季、本田のフリー曲は「トゥーランドット」。同曲をトリノ五輪で使った荒川さんは「本田真凜さんにしかできない、心に残るプログラムになることを願っています。月日がたつと、味が変わっていく。毎回感じたことを常に氷の上に注いでいけば、それが力になる」とアドバイス。“真凜色”の新たなトゥーランドットの誕生を期待した。

　本田は「自分らしく作りながら、荒川さんのような力強くて美しいプログラムになるよう練習していきたい。自分のペースで、楽しんで五輪出場を目指せたら」と意気込み、直後のショーでは堂々と「トゥーランドット」を披露した。