国内最大級のサーフフェスティバル「ムラサキ湘南オープン」の最後を飾るスケートボード・ストリートコンテストが17日、神奈川県藤沢市の鵠沼海浜公園スケートパークで行われた。9人が1度に滑って予選と決勝を行い、池田大亮(16=ムラサキスポーツ)が昨年に続いて優勝した。

 真夏の炎天下、海に近い会場での大会は、3年後の東京五輪に酷似する。大音量で曲が流れ、MCの叫び声とファンの声援が響き渡る独特の環境だが、大会関係者は「東京五輪も、こんな雰囲気でできれば」と話す。20年大会組織委員会からも2日間で12人が視察のために来場。池田も「観客が盛り上がると、テンションが上がっていい技が出せます」と話していた。