バスケットボール男子の日本代表候補が、今日20日に来日するアルゼンチン出身のフリオ・ラマス監督(53)に期待感を膨らませた。8月8日開幕のアジア杯(レバノン)に向けて都内で強化合宿中のメンバー18人は19日、東京・汐留のソフトバンク本社で行われた激励会に出席し、600人以上の社員から激励を受けた。12日からの合宿ではラマス監督の戦術を理解するミュラー代理コーチの指導を受けている。

 富樫勇樹(23=千葉)は「日本人と体格が似ているアルゼンチンを五輪(ロンドン)で4強に導いた監督からできるだけ多くを学び、監督のもとで成長したい」と期待を語り、A東京入りが決まった筑波大4年の馬場雄大(21)も「今までに経験したことがないような指導を受けるのが、今から楽しみ」と話した。ラマス監督は来日後に日本代表候補の合宿に合流。1週間ほどでメンバー24人を12人に絞り、31日にアジア杯へ向け出発する予定だ。