リオデジャネイロ五輪代表の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)は、57秒08で6位に終わり、世界大会初となるメダル獲得はならなかった。

 準決勝では全体4位となる56秒89で自身が持つ日本記録56秒86にわずか0秒03差と迫るなど好調ぶりをアピールしていたが、表彰台は遠かった。

 レースを終えた池江は涙をぬぐいながら「自己ベストも出なくて、結果も、順位も良くなくて、リオのときより全然ダメダメな結果で悔しいです。まだ種目は残っている。50メートル(バタフライ)はメダルが狙える位置にいるので、しっかり気持ちを切り替えていきたい」と声を絞り出した。

 サラ・ショーストロム(スウェーデン)が55秒53の大会新で優勝。