フィギュアスケート女子で今季からシニアの白岩優奈(15)とジュニア2年目の紀平梨花(15=いずれも関大KFSC)が3日、関西空港からアジアフィギュア杯が行われている香港へ出発した。

 今季初戦を前に、昨季世界ジュニア選手権5位の白岩は「ショートプログラム(SP)もフリーも披露して、初めて採点してもらう。いい点、悪い点を確認したい」とテーマを設定。SPは「亜麻色の髪の乙女」、フリーは「展覧会の絵」でいずれも新プログラムとなる。

 18年平昌五輪には年齢制限で出場できない紀平は「SPとフリーで(自己)最高得点を出せたら」と早くも仕上がっている様子だ。SP「カンフーピアノ」、フリー「道」とこちらも両方が新プログラムだ。フリーでの2本のトリプルアクセル(3回転半)は「リンクが小さいと聞いているので…」と今回は見送り「1本にして、確実に決めたい」と笑顔で意気込んだ。