ジュニア2年目で今季の初戦を迎えた紀平梨花(15=関大KFSC)が60・26点の首位で発進した。新プログラム「カンフーピアノ」を演じ、フリップ-トーループの連続3回転ジャンプ、3回転ルッツなどを決めた。

 昨年9月にはジュニアグランプリシリーズ・スロベニア大会で、女子7人目のトリプルアクセル(3回転半)に成功。前日3日の出国前には関西空港で、今大会のフリー2本の3回転半挑戦は見送り「1本にして、確実に決めたい」と意向を示していた。新プログラム「道」で臨むフリーは5日で、3回転半の成功など好演技が期待される。

 昨季の全国中学校大会で2位に入った山下真瑚(14=グランプリ東海ク)は54・45点で4位につけた。