競技と女優を両立する本田望結(13=大阪・関大中)が43・43点の19位スタートとなった。

 冒頭の3回転サルコーで転倒し、コンビネーションにつなげられず。3つのスピン要素では全て最高のレベル4を獲得したが、ジャンプのミスが響いた。ジュニア2戦目のSPを終え「(ジャンプ2本目の3回転)ルッツはなんとか決められたので(13日の)フリーを頑張ります」と前を向いた。

 昨年まで戦っていたジュニアの下のカテゴリーに位置する「ノービス」はフリーのみで順位を決定。今季からジュニアに上がったことで、SP、フリーと2日間の出来が問われる違いがある。「SPは1つでもジャンプを失敗すると、大きく(得点が)変わる。まとめられるようにしたい」。今季の目標を全日本ジュニア選手権(11月24~26日、群馬・ALSOKぐんまアイスアリーナ)出場に設定し、その第1段階となる近畿選手権(10月6~9日、兵庫・尼崎スポーツの森)へ照準を合わせていく。