スピードスケート・ショートトラックのナショナルチーム合宿が14日、長野・南牧村で公開された。

 3月に行われた世界選手権女子3000メートルリレー銅メダリストの菊池純礼(21=トヨタ自動車)は男子と元気に練習し「(女子だけと比べて)強度が違って、いい練習ができている」と手応えを口にした。姉の彩花(30)はスピードスケートの15年世界距離別選手権女子団体追い抜き優勝メンバーで、萌水(25)は14年ソチ五輪のショートトラック日本代表。スケート一家の末っ子は「行くことが目的じゃなく、結果を出すオリンピックにしたい」と18年平昌五輪を見据えた。

 男子では昨季の全日本選手権で総合優勝を果たした渡辺啓太(25=阪南大)が「五輪で金メダルを取るためにやっている。そこで結果を出せるように、目の前のことをやっていく」とキッパリ。五輪代表は9月の全日本距離別選手権とW杯派遣選手選考競技会、12月の全日本選手権の3大会が選考対象になる。