レスリング女子の世界選手権(21~26日・パリ)日本代表のうち、至学館大に拠点を置く選手が15日、愛知県大府市で練習を公開し、リオデジャネイロ五輪の金メダリストで60キロ級に出場する川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)は「相手のことは気にせず、やりたいことができればいい。優勝するのは当たり前と思っている」と意気込んだ。

 リオ五輪69キロ級金メダルの土性沙羅(東新住建)ら代表は6人が参加し、スパーリングなど約2時間の練習で汗を流した。今月上旬に左肩を痛めた土性も他の選手と同じ練習をこなし「試合までには100パーセントに持っていけると思う」と回復ぶりを強調した。

 63キロ級の川井友香子(至学館大)は姉の川井梨とともに出場することになり「頼もしい」と話していた。