学生スポーツの祭典、ユニバーシアード大会は19日に台北で開幕する。

 17日は台北郊外の選手村で行われた入村式に日本選手団から約40人が臨み、伝統衣装をまとったダンサーの踊りで歓迎された。

 新築の選手村の環境は良好だが日中の蒸し暑さが懸念材料で、塚原光男団長は「選手村は清潔で快適。暑さ対策をして前回以上のメダル数を目指す」と話した。選手らは現地のボランティアや大会マスコットと写真撮影するなどリラックスした様子で、競泳男子の萩野公介(ブリヂストン)は「いい経験ができた」と頬を緩めた。

 18日に一部競技が始まり、日本は水球の1次リーグで男子が米国と、女子がハンガリーと対戦する。19日に開会式が行われ、20日に競泳など競技が本格スタートする。