競泳女子で世界選手権代表の今井月は200メートル平泳ぎの他、400メートルリレーでもアンカーとして豊川(愛知)の優勝に貢献した。

 2冠に「今大会は記録よりもチームの総合優勝にこだわっている。いい初日になった」と満足そうに振り返った。

 得意の平泳ぎでは同学年の浅羽(東京・八王子学園八王子)を追う展開に「体が動かなくてめちゃくちゃ焦った」というが、気力を振り絞って最後の50メートルで逆転。リレーも4位で引き継いで一気の追い上げを見せた。

 この後は100メートル平泳ぎとリレー2種目に出場予定。過酷な日程にも「流れがいい。残りも優勝にこだわっていきたい」と力強く語った。