2季ぶりの優勝を狙う昨季3位のパナソニックは45-21でクボタを下した。

 今季パナソニックに加入したCTB松田力也(23)がデビュー戦で存在感を発揮し、王座奪還を目指すチームの勝利に貢献した。前半20分に自陣からの素早い展開でボールを受けると、スピードに乗って大きく突破。最後は内側に走ったSOバーンズへの絶妙なパスでトライを演出した。その後も安定したプレーを続け、フル出場。「準備してきたことが出せた。良いデビューができてうれしい」と充実感をにじませた。

 帝京大時代は1年から試合に出場し、大学選手権連覇に貢献。16年4月に日本代表に初選出されると、今年6月のテストマッチにも出場を果たした。19年W杯日本大会での活躍も期待されるホープは「まだまだ満足はしていない。攻守に安定感のあるプレーをしていきたい」と話した。