個人第2戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は7位だった。

 前半飛躍(ヒルサイズ=HS108メートル)で98・5メートルを飛び、トップと36秒差の3位でスタートした距離で優勝争いに絡んだ。優勝は飛躍の8位から逆転したファビアン・リースレ(ドイツ)で、渡部暁との差は2・3秒だった。

 渡部剛弘(ガリウム)は13位、加藤大平(サッポロノルディックク)は20位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は29位、清水亜久里(ユーグレナ)は35位だった。

 ◆渡部暁斗の話 飛び出しを重点に改善に取り組んできたが、納得できるジャンプがかなり出ている。このまま自分のものにして理想にたどり着けるようにしていきたい。次戦は今日より内容にこだわって、いいジャンプをしたい。

 ◆渡部剛弘の話 走りを重点的に練習してきた成果が次第に出ている。手応えがあり、次につなげられる。やってきたことは間違っていない。ジャンプは失敗しても11位と調子が良い。体重を減らせば飛んでいく。