10位がトップと3秒5差でゴールした接戦で、渡部暁斗は7位の結果にまんざらでもない様子だった。「自分が課題として取り組もうと思ったことを(レース中に)全部やっての結果だから」と明かした。

 「冬にはレースをコントロールして順位を上げるのが重要。夏の大会はそれに向けてのトレーニング」と割り切っている。この日は「1周目からハイペースで飛ばしたり、終盤は首位をつかまえに行ったり、いつもよりハードなことにトライした」と、充実感を漂わせた。