ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は25日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)の敷地内にある事務所を28日から日本青年館・日本スポーツ振興センター(JSC)ビル(東京都新宿区)に移転すると発表した。開幕まで2年余りと近づき、職員が増えて手狭になったため。

 現在はJSCの仮設事務所と、隣接する日本ラグビー協会の建物に分かれて業務を行っているが、新事務所はビル内に全ての部局が収まる。組織委の嶋津昭事務総長は「心機一転、さらに気を引き締めて、開催に向けて準備を進める」とコメントした。