男子66キロ級でホープの阿部一二三(20=日体大)が初出場で金メダルに輝いた。

 見事な袖釣り込み腰を見せた決勝など、6戦で一本勝ち5度と充実した内容だった。

 井上康生・男子日本代表監督は「阿部らしい闘いぶりで見事な優勝だった。全世界に存在感をアピールできたと思う。しかし、彼が大きく輝くのは東京五輪。もっと伸ばせる要素があり、成長していける」と話した。