日本はここまで男女6階級に9選手が出場し、金5個を含むメダル8個を早くも獲得。ただ、世界選手権で過去の最多メダルは2010年東京大会の23個で、これを超える可能性はない。10年は無差別級を含む男女各8階級の全てに複数選手がエントリーできた。

 今大会は男女各7階級で、起用できるのは男女それぞれ最大9人。同じ条件だった15年の前回大会では金6、銀4、銅5のメダル15個だった。

 男子はここまで60、66、73キロ級と全て制覇。同様の好スタートを切った13年大会は、残る4階級でメダルを取り逃がした。今回は90キロ級で選手派遣を見送ったため、全階級制覇の可能性はない。日本は無差別級を含む男子のみ6階級で争われた1969年、73年大会で金メダルを独占した実績がある。