8月31日に行われた柔道の世界選手権(ブダペスト)男子81キロ級4回戦で負傷して敗退した永瀬貴規(旭化成)が帰国後に精密検査を受け、右膝の内側側副靱帯(じんたい)と前十字靱帯の損傷と診断されたことが7日、全日本柔道連盟への取材で分かった。手術するかは実際に動き始めた際の感触などをみて判断する。入院はしておらず、現時点で全治の期間は出ていない。

 2連覇を狙った永瀬は相手と絡んだ際に負傷。試合を続行したが、延長戦の末に敗れた。