女子シングルス決勝で第1シードの上地結衣(エイベックス)が第2シードのディーデ・デフロート(オランダ)を7-5、6-2で下し、2014年大会以来2度目の優勝を果たした。今季の4大大会で全豪オープン、全仏オープンに続く3個目のタイトル。

 上地はリターンゲームが好調で2セットを合わせて7度のブレークに成功し、ウィンブルドン選手権覇者のデフロートを振り切った。

 上地は9日の準決勝でアニク・ファンクート(オランダ)を6-4、2-6、6-2で退けた。

 ◇上地結衣の話 2014年以来の久しぶりの優勝でうれしい。ボールの跳ね方も普段の大会と違い、最後まで慣れなかったが勝てて良かった。(7月から導入した新しい車いすで優勝し)やっていることが間違いではなかった。