無良崇人(26=洋菓子のヒロタ)が77・44点で5位、友野一希(19=同大)が69・88点で8位と出遅れた。ネーサン・チェン(米国)91・80点で首位につけた。

 無良は「高く上がりすぎた」と、ジャンプの着氷がコントロールできず、予定していた連続技をこぼした。ダンスナンバーに合わせた格好いい滑りをみせたが「ステップや、つなぎなど振り付けの細かいところを直していかないといけない」と、より深みのある内容を求めた。

 友野は、4回転トーループを決めるなど健闘も、得点は伸びず。「ジャンプ以外の部分がまだ足りない。チェン選手のすぐ後で滑るなんてなかなかできない。すべてにおいていい経験になった」と振り返った。