来年2月に韓国で行われる平昌(ピョンチャン)冬季五輪の競技日程が14日、正式発表され、フィギュアスケートは個人、団体含め全種目が午前開始に決まった。

 同競技は、通常夕方や夜間に競技が行われることが多いため、選手は五輪に合わせた睡眠管理が必要となる。日本スケート連盟の小林芳子強化部長は「以前から聞いていた通り。対処していくしかない」と話し、希望者の睡眠リズムを調べ、人工の光を当てて起きる方法を探るなどJSC(日本スポーツ振興センター)の科学スタッフとともに、対策を練っていることを明かした。また、早朝に行われるとみられる練習に合わせ、おにぎりなど簡単な軽食の用意も考えているとした。