東京ガスが30-0で富士ゼロックス東に完封勝ちした。東京ガスは開幕2連勝、富士ゼロックス東は2連敗となった。

 前節4日の警視庁戦では、QB徳島がチーム4本のTDを全てランで決めた東京ガス。この日も前半は徹底したラン攻撃で敵陣に攻め込み、着実に得点を挙げた。

 先制は第2Q2秒、K金親の18ヤードFG。QB室田がゴール前1ヤードまで走り込んだ後、しっかり得点につなげた。そして、前半終了13秒前には、RB萩野谷が左エンドゾーンに5ヤードTDランを決めた。

 後半は室田の肩がさえを見せた。第3Q56秒に37ヤード、同Q6分42秒に40ヤードのTDパスを新人WR池田にヒット。試合時間残り2分56秒にはWR高岡へ32ヤードTDパスを決めて、駄目を押した。

 勝利を演出した室田は「前半はラン主体で攻めたが、苦しかった。後半はランがつぶされてきたので、パスを狙った。レシーバーが良く取ってくれた」とチーム内の連係を勝因に挙げた。

 次は23日の富士通戦。室田は「全力プレーでぶつかる。TDを1Q1本取る目標でいく」と番狂わせを狙う。