ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、47)が18日、都内で行われた「ラグビーW杯日本大会2年前イベント」に出席し、ジョークを飛ばした。

 ジョセフHCはSO立川理道(27)、NO8松橋周平(23)らと特設ステージに登壇。選手2人について「タイプが違う」と紹介し「立川は15年W杯も経験して経験豊富、松橋は若さあふれる選手。それぞれキャラクターがあり、アタックの姿勢、ハングリーな気持ちは共通している」と説明した。さらに「課題はもう少し髪形を変えた方が良いかな。髪の毛を切る必要がある」と冗談を言って、来場者の笑いを誘った。短髪のジョセフHCは散髪好きで、2人の髪の毛は同HCに比べてやや長いぐらいだった。

 この日はW杯優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」もお披露目された。

95年大会はニュージーランド代表、99年大会は日本代表としてW杯に出場したジョセフHCは「美しく光り輝くカップだが、選手としては得たいプライドの証」と言って見つめた。11月4日には強豪のオーストラリア代表とのテストマッチを控えている。「代表である以上、勝ちたい。それが仕事。最大の課題は時間がないことだが、しっかりと準備したい」。イベントに出席した小池百合子都知事も同HCの英語での話を聞き入っていた。

 W杯日本大会は19年9月20日に東京・味の素スタジアムで開幕する。対戦カードや会場などの試合日程は決勝の2年前となる11月2日に発表される。