フィギュアスケート女子で昨季の4大陸女王の三原舞依(18=神戸ポートアイランドク)が19日、伊丹空港からカナダへ向けて出発した。

 今季の国際大会初戦となるオータムクラシック(20~23日、モントリオール)を前に「ノーミスは絶対にしようと思う。点数はそんなに意識しないけれど、国内の初戦(8月、げんさんサマーカップ)で200点を超えた(200・52点)ので、200点にはいきたい」と笑顔で意気込んだ。

 国内での準備期間には、17日までイタリアで行われたロンバルディア杯の女子フリーなどをリアルタイムで観戦。217・63点の自己ベストをマークした樋口新葉(17=東京・日本橋女学館高)らから刺激を受けたという。

 「ノーミスの演技を見て、私も頑張ろうと思いました」。8月22日には18歳の誕生日を迎え、この日は友人からプレゼントされたネックレスを身につけた。「セブンティーンっていう響きが良かった」と本音を漏らした上で「(ショートプログラムの)リベルタンゴと(フリーの)ガブリエルのオーボエで、去年より成長したところを見せたい」と力強く言い切った。