プロフィギュアスケーターで元世界女王の安藤美姫さん(29)が23日、ソチ五輪金メダルの羽生結弦(22=ANA)の成長に期待を寄せた。

 都内で行われた18年平昌五輪・パラリンピックのPRイベント「ソウル市・京畿・江原共同主催日本ロードショー」に出席。

 イベント後、安藤さんはオータム・クラシック(カナダ・モントリオール)第2日の男子ショートプログラム(SP)で羽生が世界最高得点を更新する112・72点をマークしたことについて「もっともっと進化出来るという自信や強さを垣間見られた。プレッシャーもある中での世界最高得点で、今後のさらなる進化が怖いぐらい楽しみ」と期待した。

 イベントではイ・ヒボム平昌(ピョンチャン)五輪組織委員長から同五輪・パラリンピックの公式マスコットをもらい上機嫌。

 「韓国では同じ世代のヨナ・キムさんとよく試合で一緒になったし、ヨナと頑張ってきたという思いもある。平昌五輪・パラリンピックを機にアジア圏の子どもたちに夢を見てほしい。私もフィギュア、そして冬季スポーツの競技発展に少しでも協力出来ればうれしいです」と笑顔で語った。