リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(24=東新住建)が24日、来年1月から実施の新階級は50キロ級で挑戦することを表明した。

 静岡県三島市で行われた全日本女子オープン選手権53キロ級に出場。リオ五輪前は減量で苦しんだが「今後は50キロ級で頑張りたい。どんな状況であろうが私が東京五輪に出たい」と語った。50キロ級は今年の世界選手権48キロ級金メダルの須崎優衣らがいて、激しい代表争いが予想される。登坂は今年1月に左足親指付近を手術し、4連覇が懸かっていた世界選手権を断念し、リハビリに専念。この日の大会は、リオ五輪以来約1年1カ月ぶりの実戦となり、全3試合テクニカルフォール勝ちで優勝した。