２８日開幕の新体操のイオン・カップ世界クラブ選手権（東京体育館）の会見が２６日、都内で行われ、３日に閉幕した世界選手権種目別フープで銅メダルを獲得し、日本選手としては４２年ぶりのメダルとなった皆川夏穂（２０＝イオン）は「久しぶりの日本の試合。練習してきたことを最大限見せたい」と意欲を見せた。

　今大会は、個人総合でも５位に入った同選手権後の凱旋（がいせん）試合となる。１３年からロシアを拠点とし、「バレエやサーカスから、腕や手の動きを学んでいる」。山崎浩子新体操強化本部長が「世界一」と言うエレガンスさが武器だ。

　試合前は大好きな三代目Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓを聞いて気持ちを盛り上げる。中でも、登坂広臣の大ファンだ。ロシアでも、週１日しかない休みの日には、三代目Ｊ　Ｓｏｕｌ　ＢｒｏｔｈｅｒｓのＤＶＤ鑑賞で疲れをいやす。

　今年のイオン・カップは２３の国と地域から２５クラブが出場し対抗戦を行う。１チームは２人のシニア選手と１人のジュニア選手、計３人で構成され、その合計得点で争う。個人総合もある。今年の世界選手権個人総合金メダルのアベリナ（ロシア）も出場する。