日本テニス協会は26日の常務理事会で、不正監視団体のTIUが5月に男子の三橋淳・元選手に八百長行為などがあったとして永久資格停止と罰金の処分を科した問題を受け、再発防止策を決めた。TIUの腐敗防止規則を紹介する日本語の資料を作成し、協会のホームページやルールブックに掲載するなど注意喚起や情報提供を徹底する。

 プロへの新規登録や登録更新の際に受講する研修にも、同規則の内容を盛り込む。協会は6月に検討会議を設置し、再発防止策を議論してきた。