目黒学院が、東京第1地区の決勝を制し、4大会ぶり18度目の全国大会(12月27日開幕、大阪・花園)への切符を手にした。

 春の東京大会の準決勝と同じカードとなった早実との対戦で、許したトライは1つのみだった。主将の高橋達也(3年)は「東京大会の決勝も花園も、今まで経験したことが無かったので本当にうれしい。花園では100%の守備にして0に抑えたい」と喜びを爆発させた。

 先発した15人のうち、トンガ、タイからの留学生と、父親が外国人という選手が4人で、国際色豊かなチームとなっている。高橋は「彼らも本当に頑張っている。異文化交流にもなるし、共に戦う大切な仲間です」とチームメートをたたえた。竹内圭介監督(40)も「彼らのもつポテンシャルは自分たちのチームの売りですが、それだけではなく、ほかのメンバーのパフォーマンスも上がってきている。チームの目標である日本一にどれだけ近づけられるか。一日でも長く花園でプレーさせたいですね」と話した。