バスケットボール男子のBリーグは29日、1季目となった16-17年シーズンの決算を発表した。B1、B2の計36クラブの営業収入は合計約150億円で、大河正明チェアマン(59)は「健全な形でのスタート」と評価した。

 決算時期のずれにより、一部クラブは1年に満たない決算期間となっている。クラブ別売上高の首位は大阪エヴェッサで、11億6900万円だった。次いで栃木ブレックスが10億2500万円。3位は川崎ブレイブサンダースの9億5400万円だった。

 債務超過となったクラブはB1、B2合わせて14クラブ。B1はレバンガ北海道、新潟アルビレックスBB、滋賀レイクスターズだった。レバンガ北海道は、NBL時代も含め初めて当期純利益で3305万円の黒字を計上したものの、2億3156万円の債務超過が残る。18年6月までに債務超過が解消されないと、B1ライセンスが交付されない可能性がある。