ロシア・スケート連盟のゴルシコフ会長は3日、ロシアの平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加の可否を決める5、6日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会(スイス・ローザンヌ)でフィギュアスケート世界女王のエフゲニア・メドベージェワが演説し、潔白な選手の存在をアピールすると明らかにした。タス通信が伝えた。

 IOC理事会にはロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長らが参加し、国家ぐるみのドーピングをあらためて否定して五輪への参加を訴えるとみられる。メドベージェワは先月に「これまでは決して言わなかったが、ロシアが参加しない五輪は五輪ではないと言いたい」と訴え、違反を犯していない選手は五輪に参加できるようにすべきだと主張していた。