2020年東京五輪で初採用となるバスケットボール3人制など、若者に人気の「都市型スポーツ」を臨海部に集めた大会組織委員会の会場計画が、6日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で承認される見通しとなったことが5日、分かった。

 バスケットボール3人制とスポーツクライミングはお台場周辺の青海(あおみ)地区、スケートボードと自転車BMXのフリースタイル・パークは近隣の有明地区で実施する。関係者によると、スケートボード会場は大会のレガシー(遺産)として残して、有効活用する計画も検討されている。

 組織委はテニスや体操の会場もある臨海地区を「アーバンクラスター」と名付け、若者を中心ににぎわいを生み出す構想で、東京大会の目玉の一つとなる。